「和み」@神楽坂 ★★☆☆☆

2012.11.27

巷の評価ほどには感動はなかったが。。。

IMG_0305.jpgIMG_0310.jpg

TEL:03-3267-5666 東京都新宿区神楽坂3-2-31 2F
ざるそば:750円〜 ビール:650円〜

店のホームページ

よし房「凛」@根津 ★★★★☆

2012.10.25

絶対に期待を裏切られない店シリーズ第2弾。

IMG_0287.jpgスペシャリテとはこのこと。IMG_0289.jpg見事なエッジと香り

TEL:03-3823-8454 住所:東京都文京区根津2-36-1
せいろ・田舎:750円 牛蒡天蕎麦:1000円 地酒:650円〜

食べログ

麹也@木挽町 ★★★★☆

2012.9.18

やっぱここだな。

IMG_0281.jpg爽やかで味わい深い細打IMG_0277.jpg燗して美味。

TEL:03-3546-2588 住所:東京都中央区銀座2-14-5 サンコービルB
手打十割蕎麦(細打ち・太打ち) 800円、酒 850円〜

食べログ

玉笑@神宮前 ★★★★☆

2012.8.21

住宅街のど真ん中、知る人ぞ知るこだわりの店

IMG_0243.jpgIMG_0246.jpg黒豆の豆腐IMG_0248.jpg焼き味噌かつて恵比寿にあったときから著名店。神宮前に移転してからも、蕎麦ブロガーの皆さんからは評価が高い。なればと表参道駅からiPhone片手に歩いてみたが、商店街の喧噪を抜けて住宅街に入り、入り組んだ路地を何度も折れ曲がり、ようやく辿り着くことができた。帰路は渋谷に向かったが、その方がアクセスはわかりやすい。
生ビールを一杯飲み干して、落ち着いたところで渡されたメニューを見ると、蕎麦前の品数は意外なほどに少ない。店主一人が蕎麦も料理もやっているので、やむなし。しかもこの日は天婦羅系が全て売り切れ、海老の漬け焼きも無しときたので、それ以外のものをほとんど全品お願いしたことになる。
さて。酒肴はどれも美味い、本当に美味い。とりわけ可能なものは4人なら4人に分けて供してくれるので、本当に一口になってしまうのだが、その一口でも料理のクオリティの高さは十分に伝わる。それぞれの味が深くて長い。さらに、飲み込んだ後に香りが追いかけてくるような感覚は久しぶりであった。

確かに美味いが。。。

IMG_0253.jpgどこまでも柔らかいそばがきIMG_0250.jpgせいろIMG_0252.jpg卵とじ蕎麦この店の蕎麦は、香りと味の引き出し方が独特だ。そばがきは柔らかく、口中で少し噛むだけでほろほろと溶けて行くが、このときに香り立つ。せいろは柔らかく、最初は粉っぽいかと思ったが、少し噛むと味がどっと出てくる。温かい蕎麦では、この麺が汁を良い具合に吸ってくれるので、せいろともそばがきとも異なる風情が楽しめる。
全てにわたって店主の真剣さと熱意、そしてこだわりが感じられたからか、物理的な量に比して満腹感が得られた。料理の主張が強いということなのかもしれない。蕎麦も蕎麦前も両方ともガッツリ行きたいとなると、値段はかなり張ってしまうだろう。前日までに予約が必要なコースは料理の品数も充実しているようだが、ちょいとお高目の値段設定だ。ちと気になってしまったので、☆一つ減ですかな。

TEL:03-5485-0025 住所:東京都渋谷区神宮前5-23-3
せいろ:1,050円 ビール(生):735円

食べログ

新橋ときそば@御成門 ★★★★☆

2012.7.24

大殿、久々のご来臨

IMG_0214.jpgインゲンの和え物。奥は鴨。IMG_0217.jpg季節の野菜天婦羅。上京される大殿のご都合に合わせるとなれば、やはりこの店だろう、と。先代の「新橋辻そば」は当会ZZZ発祥地だが、以来10年以上にわたって代替わりしたこの「ときそば」にも何度もお世話になっている。我々にとってはホームグラウンド、まさに「安心できる馴染みの味」なのだ。
蕎麦前は、凝り過ぎた料理が供されることはなく、いずれも素材の味が活かされたシンプルな者が多く、潔い。

真面目な蕎麦

IMG_0219.jpg名物「剣客そば」IMG_0220.jpg細打IMG_0221.jpg太打ち当店オリジナルのぶっかけ「剣客そば」は相変わらずの切れ味。細打はエッジもしっかりしていて、噛むほどに香りが広がる優れもの。太打ちも味わい豊かなのだが、こちらは少し茹で過ぎであったかもしれない。いずれにしても外連味の無い、まっすぐで真面目な蕎麦だ。
一点残念だったのは、各テーブルに置かれたメニューだ。ぶ厚い板2枚で表裏を綴じたものだが、これが重いのと、テーブルに受けるところが無いので、壁に立てかけておくと滑ってしまい、卓上の器をはじきとばしそうになること。風情はあるのだが、客にとっては使い勝手が極めてよろしくない。残念であった。

TEL:03-3436-7959 住所:東京都港区新橋5-33-3
ざる:650円 ビール(中グラス):550円

食べログ

東白庵かりべ@神楽坂 ★☆☆☆☆

2012.6.19

暴風雨をおして出掛けたが、残念な店だった

IMG_0172.jpg酒肴セットIMG_0178.jpgコスパ低し。「食べログ」とやらでは高く評価されているようで、折からの嵐の中を神楽坂の奥まで出掛けてみた。店の佇まいはいかにも隠れ家的で、案の定店の中はカップルが多い。テーブルや椅子も店のホームページで見た通り、一般的な蕎麦屋の風情とは大いに異なった洋風な感じで、ちと居心地悪い。奇をてらった、などという感想にならないことを祈りながら、「前菜盛り合わせ」を頼んで一杯やりながら待つことにした。
酒肴は、ちょっとひねったりこだわったりという細工は感じられるのだが、いかんせん味が付いてこない。どれをとっても量は少な目で、味はぼやけて中途半端な印象。

この量では、いくらなんでも。。。

IMG_0174.jpgシンプルなのだが。。。IMG_0180.jpgせいろ蕎麦は、せいろと田舎の2種だけという潔さは良しとしても、たったこれだけですかい、という量。2回手繰れば終わってしまう。
基盤となる満足感がないから、せいろと田舎とで薬味を変えるという心配りも「空振り」だ。我々ZZZには合わない店であったなあ。

TEL:03-6317-0951 住所:東京都新宿区若宮町11-7
せいろ:1000円 ビール:600円 日本酒(地酒):600円〜

店のホームページ

穂乃香@両国 ★★★★☆

2012.5.17

約2年ぶりの再訪、やはり素晴らしい。

IMG_0137.jpg選べる酒肴3点盛りIMG_0138.jpg湯葉のおひたし10年8月の例回以来。店内は相変わらずゆったりとした空気が流れていて、心地良い。
7種の酒肴から3点選ぶことができる3点盛りは、一人で飲み始めるには最適な相手。豆腐餻、ばくらい、山葵菜、を選択してゆるゆると始めていると、ほどなく美佳姫・幸姫が揃った。今夜は3人。
湯葉のおひたしも、出汁が良いから当然に旨い。蕎麦屋ならではの酒肴と言える。ニシンの棒煮も変わらず良い味付けだし、

安定感、安心感。

IMG_0147.jpg鮮やかな茶きりIMG_0144.jpg鴨汁せいろ季節の変わり蕎麦は、目に青葉鮮やかな茶きり。せいろはエッジが立って香りも高く、鴨汁につけても十分に蕎麦そのものの味と香りを主張する。
いつものことをいつも通りにやっている、という安定感。食してそれを感じると、安心に繋がる。店と客との信頼感は、ここで醸成されるのだと感じた。

TEL:03-3634-2918 住所:東京都墨田区緑1-25-7
せいろ:750円 生ビール(エビス)中ジョッキ:600円 日本酒(地酒):600円〜

店のホームページ

蕎麦小路さわらび@半蔵門 ★★★★☆

2012.4.25

3年前の汚名返上

IMG_0129.jpg合鴨の陶板焼き09年に大殿と美佳姫が訪問した際には「コスパの悪い店」との評価であった。その後、良い評判を聞くことが多く、幸姫の提案により再訪することに。結論としては、決して「安価な」ということではないにせよ、クオリティの高い蕎麦前と蕎麦を供する銘店になっていたことを一同確認。
小体な店であるが、柔らかくて親しみやすく、同時に凛とした真面目で清々しい空気が漂う店内。店主の蕎麦への取り組みがそのまま伝わってくる店の雰囲気に好感を持つ。オープン時から鴨料理が好評で、そのために赤ワインを置くことになったほどだそうだ。その鴨料理は、時期として「合鴨の陶板焼き」となったのだが、味もプレゼンテーションも一級品で、食と酒が進む。

ゴマだれ、最高!

IMG_0131.jpgせいろIMG_0132.jpg胡麻くるみ蕎麦蕎麦も香り高く、エッジもあり、味わいも軽やかで食べやすい。出色は、「胡麻くるみ蕎麦」のゴマだれ。甘くし過ぎていないから蕎麦そのものの味を邪魔しない。合わされたくるみの脂分が全体にコクと迫力を与えてくれるので、食べ応えもある。そして最後はスッキリと出汁の切れ味が口中をあらってくれるので、くどさが残らない。この微妙な味付けには一同感動した。

TEL:03-5213-3311 住所:東京都千代田区隼町2-10
せいろ:850円 日本酒:735円〜

店のホームページ

友庵@新橋 ★★★★☆

2012.3.28

昨年1月オープンの新鋭店は、普段使いしたい店だった

IMG_0103.JPG酒肴4点盛IMG_0104.jpg浅利の蕎麦湯蒸し昨年のナンバー1であった「大愚」のほど近くにある店で、評判を聞いてトライ。結論、素晴らしい店だった。会社や家の近くにあれば、通い詰めたと思われる。
蕎麦前の酒肴は、旬の食材をシンプルに活かしたものが多い。一工夫したものもあるが、凝り過ぎていないところが良い。メニューを見ただけで「あ、今日は楽しめそうだ」とリラックスできる。そう、気が利いているなあ、という感じ。
単品メニューにあるものを少量づつ盛り合わせてくれた酒肴4点盛りも、当然ながらそれぞれ単品が手を抜いていない。味噌に練り込まれた柚子の香り、鶏の味付けの良さ、それぞれちょうど良い感じ、なのだ。

蕎麦も抜群。

IMG_0105.jpg親子付け汁蕎麦IMG_0108.jpg豆腐かき玉蕎麦「親子つけ汁蕎麦」も「豆腐かき玉蕎麦」も、卵の火の通し方が絶妙。蕎麦に良く絡み、とろりとした食感と甘い味わいで、口の中が幸せで満たされる。蕎麦そのものが香りも高く、コシもエッジもある優れものなので、こうした工夫をしても決して負けることが無く「蕎麦」であることを主張しているのだ。
ついでながら、コストパフォーマンスにおいても極めて優秀であった。ううむ、新橋地区は激戦区ですなあ。

TEL:03-3593-7171 住所:東京都港区西新橋1-11-8
もり:650円 親子付け汁蕎麦:950円 生ビール:550円

店のホームページ

よし房「凛」@根津 ★★★★★

2012.2.15

大殿の送別会は、やはりここしかない。

IMG_0090.JPG大殿が愛した「牛蒡天蕎麦」IMG_0089.JPG初挑戦、梅蕎麦この日も全席予約で満席、来店したお客を何組断ったことか。そんな超人気店になって久しいのに、少しも驕ること無く淡々と旨い蕎麦を供し続ける根津の銘店「よし房 凛」は、大殿が最も愛した蕎麦屋の一つだ。特にここの名物「牛蒡天蕎麦」は季節を問わずに美味なのだが、牛蒡の旬である冬場に温かい種モノでいただくと、汁にほど良く解けた衣が身体を芯からあたためてくれるのだ。
蕎麦も汁も、その旨さは揺るぎない。常に期待を裏切らない安定感、真摯な努力を惜しまない清々しい「気合い」に満ちた店内の空気、どれをとっても一級品なのだ。

大殿、お元気で。

IMG_0092.jpgお世話になりました!IMG_0085.JPG世界に一本しかありませんこのIMG_0079.JPG記念品は・・・ZZZが2001年にスタートし、第2回から参加いただいた大殿。熱海のご自宅にお招きいただいて、その完璧なおもてなしと蕎麦に一同唖然となったことも良き思い出。継続は力なり(?)、ZZZもまだまだ続けますよ!

TEL:03-3823-8454 住所:東京都文京区根津2-36-1
せいろ・田舎:750円 牛蒡天蕎麦:1000円 地酒:650円〜

食べログ

石臼挽き手打ち蕎麦・酒彩「凛」@渋谷 ★★★☆☆

2012.1.10

渋谷は宮益坂を上がった、閑静な佇まい

IMG_0052.JPG蕎麦の刺身IMG_0053.jpg蕎麦寿司社会人になりたてのころ、渋谷の喧噪を離れたこの界隈に行きつけのバーがあった。あのころはマイヤーズのラムにライムを絞って飲むスタイルが、東京暮らしが初めての若造には都会を感じてうれしくて、ボトルキープなどもしていたのは約30年前。若かったなあ、などと懐かしさにちょいと感傷的になりながら歩いていると、店を見つけた。
蕎麦屋、というよりも、ちゃんとした蕎麦を供する居酒屋、のグループに入るか。刺身もあるし、蕎麦を使った料理も豊富。

蕎麦は、まあまあ。

IMG_0055.jpgぶっかけIMG_0057.jpg季節の種モノスタイルに工夫はあるし、それは楽しいのだけれど、味に反映され切れていないのが残念か。

TEL:03-3797-3060 住所:東京都渋谷区渋谷2-4-6
せいろ:750円  生ビール:500円

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